学校教育と家庭教育の連携は大切

学校では、生活指導と学習指導を行っています。生活規律をただし、学習規律もただし、その上で学習活動がなりたっていると言えます。その生活規律ですが、学校だけでうまく指導できるかというと、なかなか難しいところがあります。生活の基本は、あくまで家庭にあります。人と人との関わり方、言葉遣いや行動のルールなど、衣食住の基本は小さい頃から導いてきた保護者の責任です。近頃では、丸ごと学校のせいにしたり、学校の指導を当てにしていたりする風潮があります。学校の教育範囲と家庭での教育範囲をしっかりとわきまえて、子どもに接していく必要があります。家庭教育の力が弱くなってきて、国や自治体も家庭教育手帳をつくるなどの取り組みもありました。今一度、親と子が向き合って、学校に丸投げせず、自分たちで指導し教育する部分をわきまえるべきときにきていると考えます。そのことができてこそ、学校の教育が正常に機能すると考えます。正しい連携もできてくるといえます。